《 一括ショートカット先変更 》 ショートカットファイルのリンク先(ターゲット)のパスの変更。 「リンク先変更パターン」 リンク先(ターゲット)のパスの置換のための正規表現を、ここに入力する。 このパターンに一致する部分を持たないなら、変更されない。 隣横の小さな欄には、フラグを指定。 g : Global, i : IgnoreCase, m : Multiline 「リンク先置換後文字列」 上のパターンの置換後文字列。 この中で文字 $ には作用あり、例えば、$1 は最初のサブマッチ、 $& は一致文字列に置き換わり、$$ で $ 自体。 チェック「作業フォルダをリンク先へ変更」 ショートカットファイルのプロパティの一つ、作業フォルダ(WorkingDirectory)を リンク先の変更に伴って、リンク先の在るフォルダへ変更するかどうか。 チェックあれば、変更する。 チェック「空にも」 上の作業フォルダの変更で、元々の作業フォルダを設定していない(空としている) 場合でも、リンク先のあるフォルダへの変更を行うかどうか。 チェック無ければ、空の作業フォルダ設定は、変更しない。 ※パターンとある欄は、正規表現の入力欄なので、 特定の一部の文字自身を表すには、\ を付ける。例えば、ドットは \. とする必要あり。 半角の記号でない文字(英数や空白文字、その他の一般文字)については、 そのまま書いて良く、対象の文字列にそれが含まれていれば、一致となる。 気を付けるべき文字は、 . + ? * ^ $ | ( ) [ ] \ かと思うが、対象が ファイル名なので使えない文字を除くと、 . + ^ $ ( ) [ ] の8ヶ。 ファイル名の忌避パターンの欄に、予め入れてある \.(?!(.*\.)*(lnk|url)$)|^[^.]*$ は、 ショートカットファイル(拡張子が lnk か url) でないファイルを排除するためのもの。 (拡張子 lnk は通常のショートカット。 url は、インターネット ショートカット。) 忌避か選択のパターンで、ショートカットファイル以外を除けないと、 [名前テスト] の時、それらも入って来てしまう。 実際の [実行] 時には、.lnk .url 以外には、何もしないのだが、 [名前テスト] は、取捨(選択・忌避)のテストなので、リストされる。 ショートカットファイルを選ぶのなら、 末尾の拡張子との一致を求め、 \.(lnk|url)$ と短く分かり易く済むが、 選択パターン欄は、ファイル名との一致で別に使いたいだろうから、 空けて置きたく、忌避の方で何とかしたい。 通常のショートカット(.lnk)のみ対象としたい場合は、 (lnk|url) の部分を、lnk とする。 逆にインターネット ショートカットのみ対象なら、url とする。 忌避の欄を、別の入力に使いたい場合は、 選択パターン欄で、ショートカットファイルを選別するように、 \.(lnk|url)$ や \.lnk$ か \.url$ と入れればいい。 ここでは、他の一致との組み合わせも、例えば、×× とも一致なら ××.*\.url$ と書ける。($ は末尾、.* は不特定文字が0以上連なる) 忌避パターンは、一致したら排除する。今までここは、 \.(?!(lnk|url)$) としていたのだが、これでは "~.ext.lnk" にも一致し、 除いてしまう。ドットの後の末尾が lnk 又は url でないなら一致で、 .ext.lnk も、それに当たる。 lnk|url の手前に ext. が(無くても、1個~複数)あってもいいように、 ([^.]+\.)* を加える。 単純に、手前に、最後にドットがある連なり(ドットも含む)があっても無くてもの、 (.*\.)* か (.*\.)? でも良いと思う。 以上に、ドットを含まない(拡張子の無い)名前に一致する、 ^[^.]*$ を(またはとして)加えて、それを排除する。